〈映像〉「ネパール大震災からMIRAI BOUSAIへ」 “世界で一番高い山エベレストがある国、 たくさんの民族、お釈迦様の生誕地、世界遺産の寺院、 雄大な自然と豊かな文化の国、ネパール 2015年4月、あの震災が起きた日も 人びとの日常の暮らしがありました・・・“
1 防災意識を深める、高める こどもたち・若者たちは(たとえば日本からネパール、ネパールから日本に向けて)世界の同世代に「実際に」伝える表現活動を通じて、互いの「防災意識」を深め、高めることを目指します。 2 グローバルな思いやりを育む こどもたち・若者たちの表現(メッセージ・作品)を国や文化のちがいを越えて伝え、学びあう双方向のプログラムを丁寧におこないフォローすることで「グローバルな思いやり」を育みます。 3 ひろがりのある防災 こどもたち・若者たちが他人事ではなく「自分のこととして」防災に向き合って学び、表現・発信することで周囲のおとなたちにインパクトを与え社会的にひろがりのある防災につなげます。
〈フォトギャラリー〉MIRAI BOUSAIプログラム
MIRAI BOUSAIが目指すもの 世界のこどもたち・若者たちが参加する グローバルな「未来のための防災」   MIRAI BOUSAIプログラムに参加するこどもたち・若者たちが防災をきっかけに自分自身に向き合う ことを通じて3つのことを目指します。
MIRAI BOUSAIの背景 ネパール大震災の被災地で 心に寄り添う活動から生まれました  2015年に「ネパール大震災」が起きるまで、ネパールで大地震といえば約80年前のことでした。ほとんどの人にとって生まれて初めての大災害は衝撃を与えました。こどもたち・若者たちは勉強に集中できない、ひとりでは部屋にいることができないほどの不安と恐怖にとらわれて過ごしていました。震災発生3か月後の2015年夏から私たちは被災地を何度も訪ねてこどもたち・若者たちの心に寄り添う活動をつづけています。これまで4千人以上が自分自身に向き合い、震災からの経験を受けとめてきました。   現在、ネパールでは震災の話題が少なくなり、防災に対する意識も薄れています。震災当時は首都カ トマンドゥでも大きな余震などが断続的に発生しました。しかし最近、地震の揺れを感じることは滅 多にありません。もともと地震が身近ではない社会で防災意識が自然に高まることを期待するのは難 しいことは当然です。しかし、災害が起きる可能性は世界のどこであっても変わりなく、防災意識を 高める重要性は同じです。
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