あの日から1年
ひとつの地球に生きる私たち
エクアドルや日本はじめ世界各地の災害や事件がネパールでも連日報じられ心を痛めています。思い起こせば1年前、ネパールで大きな地震が起きたことを知ったとき日本にいて最初はただ祈ることしかできませんでした。いまも余震は続いていて、今月に入ってからもカトマンドゥ盆地内のパタンが震源の地震やミャンマー(ビルマ)で起きた地震の揺れを感じたりしています。
これからも生き抜いて
「前に、ネパール地震がありましたね。ネパール地震が起きたのは、たった8カ月前のことです。8カ月間の間、いろんなことがあったと思います。わたしは、そんな中を生き抜いてきた人をすごいと思いました。これからも、生き抜き、頑張ってください。」(内容は原本のまま一部を漢字にしています)
揺れた時のおまじない
しばらく前のことになりますが、日本で防災センターに行ってきました。昨年、取り組みを始める前にも訪ねて防災(減災)について学びましたが、今回のネパール訪問の前に再訪したのです。日本では「(地震で)揺れたらダンゴムシ」など子どもにもわかりやすい、身を護る啓発の言葉もあります。
山車祭りの灯
今日、カトマンドゥで大きな山車祭りがありました。写真は山車巡行が始まるジャナ・バハルという寺院からアサンの広場に到着した山車の様子です。祭りではジャナ・バハルにまつられているセト・マチンドラナートという白い観音様を大きな山車にのせて3日間カトマンドゥを練り歩きます。今夜はアサンに山車がとめられ、明日はカトマンドゥ旧王宮に移動します。